ドームハウスは地震に強いとされています。理由は、構造体が発泡スチロールだから。発泡スチロールというと軽くてすぐ壊れそうというイメージがありますが、ドームハウスで使用されている発泡スチロールはひとつずつの粒子がとても細くて高密度。そのため、強度や耐久性が高いのです。
さらにドームハウスはドーム型の形をしているため、低重心で横揺れ・縦揺れ両方の地震に強いという特徴があります。ドームハウスは耐震性の高い建物と言えるでしょう。
熊本県阿蘇郡南阿蘇村にある「阿蘇ファームランド」には、発砲スチロールでできたドームハウスが450棟ほどあります。2016年4月の熊本地震が発生したとき、園内では壁が崩れたり道に大きな亀裂が走ったり、ガラスが割れたりする被害を受けました。
しかし、450棟のドームハウスはすべて無傷。南阿蘇村の避難施設として、多くの被災者を受け入れました。被災者のべ700人の避難施設として活躍したとのことです。
参照元:LIFULL HOME'S PRESS
(https://www.homes.co.jp/cont/press/buy/buy_00568/)
そんな地震に強いドームハウスですが、台風をはじめとした他の災害にも強いという特徴があります。1棟あたりわずか約800kgという軽さでありながら、台風にもしっかりと耐えられるようなつくりになっているのです。
基礎の上にL字型に成形した発泡スチロールのパーツを配置し、その上からコンクリートの土間を打って建物全体を押さえることで、台風のような強風にも耐えられる強度を実現。防災性の強さから、防災用テントとして活用されることもあります。
イージードームハウスは、プレハブ工法で自分たちで組み立てできるドームハウスです。少人数で簡単に組み立てと分解できるため、すぐにプライベート空間をつくることが可能。
ドームハウスの特徴である断熱性や保温性を備えていて、いつでも快適な室温を維持することができます。耐久性が高いという特徴も。災害時の防災用テントや仮設避難所として、さまざまな場所で活躍できるドームハウスと言えるでしょう。
ドームハウス導入の際に
チェックしておきたい
ドームハウスのメーカー一覧
このサイトで紹介している7社(※)のドームハウスの主な用途や価格、大きさについて、一覧表にしてみました。気になる用途や予算に合わせて、ピッタリのドームハウスを見つけて下さい。
※2021年11月調査時点、Googleで「ドームハウス」と検索したとき表示された会社を紹介しています。
製品名 | 主な用途 | 価格 | 大きさ・広さ |
---|---|---|---|
イージードームハウス
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|
998,800円~
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外寸: |
ジャパンドームハウス
|
|
要問合せ
|
7700型ドーム: |
FDomes
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|
1,192,000円~
|
10畳~40畳 |
BESS DOME
|
|
7,700,000円~
|
φ8.2m・φ9.5m・φ11m |
EARTHDOME
|
|
190,300円~ ※ガーデンイグルー参考価格 |
高さ2.2m×直径3.6m |
deluxs
|
|
262,350円~ ※エコドーム参考価格 |
D3.6m*H2.2m |
FRPドームハウス
|
|
1,228,000円~ ※税不明 |
22平方メートル(約6.6坪) |
製品名 |
イージードームハウス
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ジャパンドームハウス
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FDomes
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BESS DOME
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EARTHDOME
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deluxs
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FRPドームハウス
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主な用途 |
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価格 |
998,800円~
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要問い合わせ
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1,192,000円~
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7,700,000円~
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190,300円~
※ガーデンイグルー参考価格 |
262,350円~
※エコドーム参考価格 |
1,228,000円~
※税不明 |
大きさ・広さ |
【外寸】 |
【7700型ドーム】 |
10畳~40畳 |
φ8.2m・φ9.5m・φ11m |
高さ2.2m×直径3.6m |
D3.6m*H2.2m |
22平方メートル(約6.6坪) |
※上記は2021年11月調査時点の情報です。消費税に関して記載がない価格はすべて税込です。価格はドームハウスとして各社で商品展開しているもののうち、最も安い価格を掲載しています。
「主な用途」については、導入事例をメインに、各社公式サイトの情報を元に調査したものを掲載しています。詳細につきましては各社公式サイト・SNSをご確認ください。