引用元:ジャパンドームハウス公式
(https://dome-house.jp/case/agriculture.php)
農業用ビニールハウスとして導入実績豊富なのが、ジャパンドームハウスの農業ドームです。断熱性と密閉性に優れており、野菜やハーブ、果樹、花、キノコ栽培や畜産まで応用することが可能。温度や湿度を一定に保てるので、熱帯の作物や高山植物など、世界中の作物の栽培も行うことができます。また、草むしりや農薬散布などのつらい農作業から解放され、台風・大雪などの天候に左右されない安定供給ができるなど、新しい農業ビジネスモデルの実現をサポートしてくれます。
農業用ハウスには「ガラスハウス」と「プラスチックハウス」の2種類があります。「ガラスハウス」とは、被覆資材にガラス板を使用したもの。「プラスチックハウス」は、被覆資材にポリオレンフィルム(農PO、農ポリ)を使用したものですが、以前は農業用塩化ビニルフィルムが使われていたため、「ビニールハウス」と呼ばれていました。ガラスハウス以外のハウスを総称してビニールハウスと呼ぶこともあります。
農業用ビニールハウスは、頑丈に造るほど費用が高くなります。例えばビニールハウスの支柱には、U字型パイプが多く使われていますが、大規模に建設するハウスの場合は、コンクリートの基礎に鉄製の柱などが使われることも。日本では、外国に比べて台風、大雨、大雪などの自然災害が発生しやすく、年々激甚化するこれらの自然災害に耐えられるビニールハウスの建設が求められています。
ドームハウスは、風を受け流すドーム形状により、強風や台風に強いのが特徴です。雪が積もりにくい上、耐久性も高く、地震でも倒壊しにくい構造となっています。また、密閉空間にすることで雑菌、ウイルス、病害虫や農薬、汚染大気などの侵入も防止。断熱性が高く、外の熱を通さず室内の空気を逃がさないため、温度・湿度を一定に保つことができます。 しかも基礎コンクリートが不要なので、どこでも短期間で簡単に組み立て・設置をすることが可能です。
また、ドームハウスは、農機具の収納場所や、農作業の休憩所としてもおすすめです。イージードームハウスなら、DIYで簡単に組み立てられる上、 駐車場1.5台分のスペースがあればどこにでも設置が可能です。およそ4畳半ほどの広さで、高さも2.55mあるので、広さも充分。自然に溶け込むユニークなドーム型が、作業の疲れを癒やしてくれるでしょう。
農業用ビニールハウスとして活用できるドームハウスと、一般的なビニールハウスとの違いをご紹介しました。ドームハウスは、倒壊しづらい構造と性能の良さで、農業の新たな可能性を拓いてくれるとして注目されています。農業用ビニールハウスの購入をお考えなら、ぜひドームハウスも検討してみて下さい。
抜群の耐久性と密閉性を誇り、悪天候や害虫被害から作物を守りやすいドームハウスは、農業用ドームハウスにも導入しやすいです。ここでは、実際の農業用ドームハウスとしての活用事例を紹介しますので参考にしてください。
引用元:PRWire
(https://kyodonewsprwire.jp/release/201909120776)
金沢工業大学とジャパンドームハウス株式会社の共同研究開発により誕生した農業用ドームハウス。発泡ポリスチレン(EPS)を素材に採用したハウスは高い強度性と強靭性を備え、従来のビニールハウスに代わる農業用の建屋として活用ができます。
同ハウスでは、壁の厚み20センチをすべて断熱材としているのも特徴です。密閉性と断熱性が向上し、省エネを実現するのはもちろん、自然災害や異常気象など厳しい環境下においても、ドーム内は適切な温度と湿度を保ちやすく、病害虫などから作物を守ることができます。
省エネにより維持費を抑制しながら、高い強度・耐久・密閉性によりしっかり作物を保護できるドームハウスは今後、農業施設の主役となりうる存在です。
引用元:松浦建設
(http://img.p-kit.com/matsuurakensetsu/1347431745019918200.pdf)
きのこ栽培施設にドームハウスを活用した事例です。ドームハウス自体がきのこのような形状をしており、まず外観的にはジャストフィット。非の打ちどころのないマッチ具合となっています。ドームハウスは高い断熱性と密閉性を備えているため、省エネ&温度・湿度管理がしやすく、栽培はもとより、保管用の倉庫にも適しています。
また、かわいい外見に似合わず堅牢につくられており、対候性に優れるほか、一方では軽量でもあるため、設置性と施工のしやすさもストロングポイントです。本事例では、間仕切り壁も発泡ポリスチレン素材を使用しているため、どの位置でもつくれるのが特徴。作業位置に関する自由度の高さも光ります。
農業用ドームハウスとしての活用事例を紹介しました。ほのぼのとした牧歌的な外観デザインをはじめ、発泡ポリスチレン製による耐久性、堅牢性、密閉性、断熱性、省エネ性など、ドームハウスは農業施設に欠かせない特性を多く備えています。植物栽培やきのこ栽培といわず、さまざまな分野の野菜や果樹の施設栽培の用途に適しているでしょう。
今後は、ビニールハウスに代わる農業用施設としてドームハウスの普及が進む可能性があります。
ドームハウス導入の際に
チェックしておきたい
ドームハウスのメーカー一覧
このサイトで紹介している7社(※)のドームハウスの主な用途や価格、大きさについて、一覧表にしてみました。気になる用途や予算に合わせて、ピッタリのドームハウスを見つけて下さい。
※2021年11月調査時点、Googleで「ドームハウス」と検索したとき表示された会社を紹介しています。
製品名 | 主な用途 | 価格 | 大きさ・広さ |
---|---|---|---|
イージードームハウス
![]() 引用元︓イージードームハウス公式(https://ezdome.jp/) |
|
998,800円~
|
外寸: |
ジャパンドームハウス
![]() 引用元︓「完成予想図」ジャパンドームハウス公式(https://dome-house.jp/index.php) |
|
要問合せ
|
7700型ドーム: |
FDomes
![]() 引用元︓「完成予想図」FDomes公式(https://fdomes.jp/glamping-standardset/) |
|
1,192,000円~
|
10畳~40畳 |
BESS DOME
![]() 引用元︓「完成予想図」BESS DOME公式(https://www.bess.jp/concept/) |
|
7,700,000円~
|
φ8.2m・φ9.5m・φ11m |
EARTHDOME
![]() 引用元︓EARTHDOME公式(https://earthdome.net/auradome/) |
|
190,300円~ ※ガーデンイグルー参考価格 |
高さ2.2m×直径3.6m |
deluxs
![]() 引用元︓deluxs公式(https://deluxs.co.jp/products/dometent/) |
|
262,350円~ ※エコドーム参考価格 |
D3.6m*H2.2m |
FRPドームハウス
![]() 引用元︓FRPドームハウス公式(https://frp-domehouse.takashi-sangyo.co.jp/gallery/) |
|
1,228,000円~ ※税不明 |
22平方メートル(約6.6坪) |
製品名 |
イージードームハウス
![]() 引用元︓イージードームハウス公式(https://ezdome.jp/) |
ジャパンドームハウス
![]() 引用元︓「完成予想図」ジャパンドームハウス公式(https://dome-house.jp/index.php) |
FDomes
![]() 引用元︓「完成予想図」FDomes公式(https://fdomes.jp/glamping-standardset/) |
BESS DOME
![]() 引用元︓「完成予想図」BESS DOME公式(https://www.bess.jp/concept/) |
EARTHDOME
![]() 引用元︓EARTHDOME公式(https://earthdome.net/auradome/) |
deluxs
![]() 引用元︓deluxs公式(https://deluxs.co.jp/products/dometent/) |
FRPドームハウス
![]() 引用元︓FRPドームハウス公式(https://frp-domehouse.takashi-sangyo.co.jp/gallery/) |
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主な用途 |
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価格 |
998,800円~
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要問い合わせ
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1,192,000円~
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7,700,000円~
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190,300円~
※ガーデンイグルー参考価格 |
262,350円~
※エコドーム参考価格 |
1,228,000円~
※税不明 |
大きさ・広さ |
【外寸】 |
【7700型ドーム】 |
10畳~40畳 |
φ8.2m・φ9.5m・φ11m |
高さ2.2m×直径3.6m |
D3.6m*H2.2m |
22平方メートル(約6.6坪) |
※上記は2021年11月調査時点の情報です。消費税に関して記載がない価格はすべて税込です。価格はドームハウスとして各社で商品展開しているもののうち、最も安い価格を掲載しています。
「主な用途」については、導入事例をメインに、各社公式サイトの情報を元に調査したものを掲載しています。詳細につきましては各社公式サイト・SNSをご確認ください。